【JPX_金市場】2024/9/9～13の予測

日足	木曜日に2,531ドルを突破し、金曜日も続伸。 一気に遅行線も上放れした状態で、雲も薄く、各線も上向きで強い展開は継続するように見える。
60M	前回高値を超えた場面では、一本で30ドル超の続伸、その後も確り。雲が厚くなっているので、多少の調整が入りそうであるが、押し目買いとしか思えない。

【日足】

日足	週足では約3年6か月ぶりの雲ブレイク、約8か月ぶりに下降雲への展開が見えてきた。 日足に関しても目先の下限である141.70をブレイクし、各線も下向きである。
60M	どの線も、着実に下降気味であり、140円割れはほぼ確実な気がする。

【週足】

【日足】

チャート

【60M】

チャート

日足	目安は相変らず、8/5の大陰線（11,860円～11,080円）である。木金で雲抜けの11,750円タッチまでの上昇を見せるが、ブレイクには至らず。 一か月前に、その大陰線をブレイクするも雲に阻まれるが、今回は雲が薄く、ハードルは低い。 SPOTは問題なし、ドル円が安値更新をした場合の反応次第。雲もねじれそうではある。
60M	現状は、ダブルトップからの押し。雲にタッチする11,670円はどの様に反応するかだが、理屈的には上昇と見るのが妥当な気が。 ①11,670円までの下げは、現状のドル円が140.5円付近を維持し、SPOTが60Mの基準線まで、押しが入る。 or ②ドル円が139円台に突入、SPOTは上昇するが前回高値を更新するが2,600ドル付近で止まる展開？ ドル円が新安値を更新するならば、順当にSPOTにカバーが入る気がする。

【60M】

1. 重要経済イベントの概要 
9月17日（火）アメリカの小売売上高
9月18日（水）FOMC（米連邦公開市場委員会）が開催、深夜3時にFRBが金利を決定
→3時半からパウエル議長が会見
9月20日（金）日本銀行の金融政策決定会合
→結果発表と上田総裁の会見（3時半から）

2. FOMCでの利下げ議論 
・FOMCの利下げは0.25%か0.5%？
①アメリカのCPI（消費者物価指数）の結果を踏まえ、多くの投資家や大口投資家は0.25%の利下げを予想
②ティミラオス記者の最新の報道により、0.5%の利下げの可能性も再浮上。

3.逆イールド解消と景気後退懸念
　アメリカ経済には景気後退の兆候　＝　逆イールドが発生しています。
→通常長期金利が短期金利よりも高いところ、短期金利が長期金利を上回る状態を指す。これは経済が不安定なサインとされますが、最近この逆イールドが解消され、金利が通常の状態に戻る。