【JPX_金標準先物取引】20251205_東京タイム終了後

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2025/12/06 17:00

一応は陽線で終わったが、たまたまと言う感じ。
ドル円は、下限を割り、もう一段安くなりそう。ドル建ても底堅いとも思われるも、かと言って上値があると思えない推移。

2025/12/06 17:41

ドル建ては、史上最高値からの特大陰線の半値まで到達するも、直ぐに売られる展開。ドル円も上昇したとはいえ、想定されるレンジの範囲内。
この動きを見せられると、目先の上昇は期待薄。
目次

パフォーマンス(2025/11月~2026/01月)

AI予測

項目内容
前回の予測の評価前回は「持ち合い〜弱含み」「21,260〜21,360円」としたところ、実際の引けは21,366円で上限寄り。方向性(戻り鈍く調整継続)は一致しており、値幅も概ね許容範囲内で妥当な精度だったと評価できる。
トレンド最新60分足では、価格はMA20付近で推移し、傾きは弱い下向き〜フラット。日足も反発の弱い持ち合い圏で、短期的には“方向感の欠如”。ニュースの「円高バイアス」と「金高バイアス」が打ち消し合い、上にも下にも走りづらい相場構造となっている。
想定レンジ明日は 21,260〜21,420円 をメインと想定。上値は21,400〜21,420円で戻り売りが出やすく、21,450円以上は地合い的に伸びにくい。一方、下値は21,260〜21,300円が下支えとなりやすく、21,200円台への深押しは円高急伸がない限り考えにくい。
下値の警戒正式ロスカットは 20,947円 と遠く、通常ボラでは到達しない。実務上は 21,200円割れ が弱気加速の第一シグナル。21,150円 まで落ちると“調整が深まる”形となりやすい。リスクは為替主導(円高巻き戻し)に偏る点に注意。
コメント金現物は堅調だが、円高圧力が円建て金の上値を抑える構図は継続。方向感は出づらく、明日も“中央に吸い寄せられる持ち合い”になりやすい。材料待ちで売買も薄く、抜けるモメンタムは弱い。結果として、上下バイアスは小さく、21,300円前後に収縮しやすい地合い。
明日の15:45 想定終値21,300〜21,360円(中心値:21,330円) を想定。実際の始値21,374円に対しては、やや弱い引けとなる可能性が高い。横ばい〜小陰線シナリオがメイン。
陽線になる確率始値21,374円を上回る確率は 37〜41%(中央値39%)。上方向の材料が乏しく、戻り売り圧力の方がやや優勢と判断する。

環境確認<原則、時間足中心>

STEP

USD/JPY

値位置(一目均衡表):日足は転換・基準線の仲値を小幅で往復から、基準線を下回る。雲の流れは悪いとは言えず、遅行線も実体に向き合うカタチ。時間足は三役暗転、当面の下限のブレイクがありそう。

売買回転(MA平均足):日足は押し目形成、時間足は買い回転の中の押しと考えるのが辛い状況。よく見て、停滞か。弱含みと見るのが妥当。

<東京タイム寄付前>、15分足中心
12/8 記載
レンジとしては、154.50円~155.50円と考える。上限では、かなり強い売りが見られ、重いと評価。
STEP

ドル建て

値位置(一目均衡表):10/21の特大陰線の仲値付近、時間足のレンジは4,170ドル~4,220ドルと言うのは変わらないが、薄い雲ながら、三役好転。しかし、数日間の値位置を考えれば、強気とは言い難い。
売買回転(MA平均足):狭い範囲での推移により、トレンドの判断は厳しい。

<東京タイム寄付前>、15分足中心
12/8 記載

4,260ドルにタッチするも、直ぐに売られ、4,200ドルまでの下落を招く。大きな理由がない限り、高値は売られる印象。但し、強くはないが、安値も細かく、サポートされると思われる。
STEP

円建て

値位置(一目均衡表):日足は三役好転を維持しているが、時間足は雲が薄いこともあり、三役好転しそうだが、アップトレンドとは言い難い状況。
売買回転(MA平均足):買い回転とまでの判断は厳しい状態であり、少なくとも短期では停滞すると思われる。

<東京タイム寄付前>、15分足中心
12/8 記載

鞘も大きな異常はなく、ドル建ての上値の重さをそのまま反映すると思われ、ドル高も大きな期待はできずに、停滞が予測される。
STEP

NEWS

東京市場では、日銀が今月会合で政策金利を0.75%へ引き上げ、その後も利上げ継続姿勢を維持するとの報道を受け、ドル円は155円台前半から154円台半ばまで急速に円高が進行。スワップ市場も利上げをほぼ織り込みつつあり、日米金利差縮小観測がドル円の上値を重くしている。

行き過ぎた円安の修正局面で円キャリートレードの巻き戻しが急速に進むリスクも指摘され、円買いバイアスを意識せざるを得ない。一方、FOMCでの追加利下げ観測や米景気のソフトランディング期待を背景に、金のドル建て現物は4200ドル台後半で堅調。米利下げによる実質金利低下期待が金を支えつつ、急激な円高は円建て金の上値を抑えやすい。株式市場では日経平均が調整しており、リスクオフが強まると安全資産としての金買いと円高が同時進行しやすい地合いだ。今後は、18~19日の日銀会合と来週のFOMCの結果、さらには米PCE物価指標などを受けた金利再評価が、ドル円と金双方のトレンドを左右する局面が続くだろう。短期的には戻り売り優勢だが、急激なポジション偏りには要警戒。指標や要人発言のタイミングではスプレッド拡大にも注意したい。

<東京タイム寄付前>
12/8 記載

NY為替市場ではロンドン時間からのドル高基調が継続し、ドル円は一時155円49銭まで上昇した。米長期金利が4.14%近辺まで上昇したことに加え、米ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回ったことでドル買いが強まった。米株の堅調さもリスク選好の円売りを誘発した。もっとも、週末要因でNY午後は動意が薄れ、155円前後での小動きに移行した。
今週はFOMCが焦点で、利下げ自体は織り込み済み。市場の関心は2026年の金利パスや利下げペースに移っている。パウエル議長任期の残りが少ないことで、過度なドル買い戻しにはつながりにくいとの指摘もある。一方で日銀の植田総裁発言による一時的な円高リスクも意識され、ドル円は153.50〜157.00円のレンジ観が優勢。

金は4200ドル前半を中心に方向感を欠く展開が続いた。FRBの利下げ観測が下支えする一方で、すでに大幅に織り込まれているため、金利・ドル低下を通じた上昇は鈍化している。ETF残高も安定せず、上値は限定的。ただし、FOMC後に来年以降の利下げペースが再び意識されれば、資金流入をきっかけに上振れ余地も残る。今週の想定レンジは4190〜4300ドル。
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