通常モード初日、昨日の高値は超えることはできず。
ボーナスタイムに入るかと思ったが、停滞。
目次
パフォーマンス(2025/11月~2026/01月)

AI予測
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 前回の予測の評価 | 前回は「21,480〜21,620円(中心21,550円)」と想定したのに対し、実際の引けは21,440円とやや下振れ。高値圏での推移という方向性は合致したが、ドル建て金が4,235→4,200ドル近辺へ急落した分だけ上値が削られ、想定よりも調整色の強い一日となった。 |
| トレンド(60分足20MA+日足) | 日足ではここ数日、上昇トレンドの中で前日21,542円から本日21,440円へ小反落し、高値圏での一服局面。依然として直近の上昇波動は維持されているが、連騰後の調整に入った形。60分足20MAは直近データ上右肩上がりで、価格はそのやや上方〜近辺に位置しており、上昇トレンドは継続しつつも勢いはピークアウト気味となっている。ドル円は155円台半ばまで戻り、ドル建て金は4,235→4,200ドル付近へ下落しており、円建て金にはやや下押しバイアスがかかっている。 |
| 想定レンジ | 明日は 21,250〜21,550円 を中心レンジと想定。上値は21,500〜21,550円が当面の抵抗帯で、今日の戻り高値を超える伸びは出にくいイメージ。 下値は21,250〜21,300円に日足ベースの押し目候補があり、材料がなければこのゾーンでいったん下げ止まりやすい。強いトレンド継続というより、「高値圏での調整レンジ」がメインシナリオ。 |
| 下値の警戒 | 正式ロスカットは 21,042円 と実勢から見るとかなり遠く、通常の値動きで到達する可能性は高くない。現実的な警戒ラインは ①21,250円割れで短期の押しがやや深まる ②21,200円割れで日足の押し目崩れを意識 ③21,100円台前半までの突っ込みで「一段の調整局面入り」のリスクが強まる。ドル建て金が4,200ドルを明確に割り込む展開や、ドル円の急な円高方向への振れが重なると、21,200円割れ方向の下振れには注意したい。 |
| コメント | 日足・60分足ともに大きなトレンドはまだ上向きだが、ニュースが示す通りドル建て金の急落とドル円の戻りが重なり、円建て金には上値の重さと調整圧力が意識される局面である。本日は前日高値圏からの小反落となっており、明日は「高値追いよりも押し目水準の確認」がテーマになりやすい。21,250〜21,300円近辺での下げ止まりが確認できればトレンド継続シナリオ、21,200円割れが続くようなら一段の調整を警戒したい。 |
| 明日の15:45 想定終値 | 21,300〜21,450円(中心値:21,380円) を想定。高値圏の中でやや弱含み〜横ばいのイメージで、大陽線よりも「小陰線〜小陽線」の確率が高い。 |
環境確認<原則、時間足中心>
STEP
USD/JPY

値位置(一目均衡表):日足は転換・基準線の仲値を小幅で往復、時間足は戻り基調だが、雲は強くない。
売買回転(MA平均足):日足は押し目形成、時間足はアップトレンドの回帰を見ていると思われる。
<東京タイム寄付前>
東京タイムでは緩く伸びるも、その後は156円で抑えられる。
STEP
ドル建て

値位置(一目均衡表):10/21の特大陰線の仲値付近、時間足は三役好転を維持しており、各線は確りしている。
時間足は雲に支えられている状況で、強くはない印象。
売買回転(MA平均足):買い回転は維持していると思われるが、多少の押しがありそうな場面との予測通り。
現状は買い回転と判断する。
<東京タイム寄付前>
0時に長い陰線が入り、その後は回収されていく流れ。遅行線と実体の位置が微妙で、停滞すると考えるのが自然か。
4,170ドル~4,220ドルが、一旦は中心値。

STEP
円建て

値位置(一目均衡表):日足は三役好転を維持しているが、時間足は雲が薄く、弱含み。停滞期間が長くなる懸念があり。
売買回転(MA平均足):買い回転は維持していると思われるが、多少の押しがありそうな場面ではあるとの予測は変わらず。
<東京タイム寄付前>
ドル建てと同じく、0時の陰線が大きな影響を与えて、上値が重い印象を受ける。
STEP
NEWS
ドル円は前日に154円台後半まで下押しされたが、ビットコイン急落によるリスク回避の円買い、植田日銀総裁の「12月利上げ議論」発言による日米金利差縮小観測、米ISM製造業指数の悪化が重なった結果だった。
その後NY時間で買い戻され155円台半ばへ反発し、東京市場でも155.81円まで上昇。米金利はISM悪化にもかかわらず高止まりしており、市場では「利下げ打ち止め感」や「インフレ圧力の根強さ」が意識されドル買いの支えとなっている。また、植田総裁が利上げカードを切ったことで、介入警戒の一因が後退し円売りが戻りやすいとの見方もある。今夜は米主要指標がなく、材料は乏しい。
ドル建て金は4235ドルから4200ドル付近へ急落。ドル安一服による利食い売りが主因で、戻りは限られた。ドル円が155円後半で底堅いうえ、金は4200ドル台前半で軟調のため、円建て金には下押し圧力がかかりやすい状況となっている。