木曜日は倍プッシュ、金曜日は通常モードだが、2日連続のロスカット発生。約1か月の間に7回。但し、損益は十分なプラスである。
心が折れそうになるが、信じるしかないのか?
目次
収支(東京タイム終了後_清算)

環境認識
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USD/JPY

下位足で見た場合、155円の手前でも抵抗がある。FRBの利下げ観測後退や米金利上昇、日銀の利上げ後退といった要因はすでに市場に織り込まれており、新鮮味が薄れているため追加のドル買いは出にくい。
日足:髭が転換線に触れるも、概ねで順調
時間足_値位置(一目均衡表):欧州タイム終盤で売られ143円台に突入するも、NYタイム中に回収。レンジの拡大のみ?
時間足_回転(移動平均_平均足):日足は買い回転、時間足は値動きは粗いが、行って来いで、長短が収束。
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SPOT_ドル建て

さらに下位足で見ても、ダウントレンドは否めず。4,150ドルが上値として重い展開が予測される。FRBの利下げ観測後退と米金利上昇、ドル高継続で金は下落基調。安全資産需要は一服し、短期的には下方圧力が優勢。
日足:10月後半の史上最高値からの下落したエリアの下に、遅行線が通過する気配。雲の上にありながらも弱い時間帯となりそう。
時間足_値位置(一目均衡表):4,050ドルで戻しているが、三役暗転して、各線は弱いままであり、反転ではなく、戻りと見るのが妥当。
時間足_回転(移動平均_平均足):短期が長期を下抜き、デッドクロス。現在は戻り売りの形成と見られる。
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JPX_円建て

日足:10月後半の特大陰線中盤からの大幅下落、水曜日の上昇が止まった位置でもある。
このまま、横移動し、停滞する可能性が強いか。
時間足_値位置(一目均衡表):20,500円で強めの陰線・陽線が往復したが、結局は弱含み三役暗転が継続。
時間足_回転(移動平均_平均足):次の波次第ではあるが、現時点では売り回転が始まったと考えざるを得ない。
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ドル建て/円建てスプレッド
特に異常なし
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NEWS
11月10日週の為替・金市場は、米金融政策と日米金利差の行方が焦点となった。米政府機関閉鎖の解除によりリスク回避が後退し、FRB当局者が12月利下げに慎重姿勢を示したことで、米長期金利(10年債利回り)は4.14%まで上昇。ドルは対ユーロで堅調、対円では154円台後半を維持した。市場では、FRBの早期利下げ観測が後退する一方、日銀の利上げ観測も後退しており、「日米金利差の縮小見通しの後退」が円売り・ドル買いを支えた。ドル円は週初153円台から155円台へ上昇後、調整を挟みつつ高値圏を維持。円キャリー取引の再活発化が下支えとなっている。
一方、金価格は利下げ観測の後退で大幅続落。NY金先物12月物は1オンス=4,094ドルと前日比2.4%安。実質金利上昇による金の割高感が強まり、SPDRゴールドETFの現物保有量も4.93トン減少した。投資家の資金は安全資産から株式・原油などリスク資産へ再流入している。総じてドルは底堅く、金は軟調。市場は来週以降の米CPIや雇用統計の発表再開を控え、FRBの政策判断とリスク資産動向が次の主導要因となる。