USD/JPYの146円付近はかなり重いが、基準線に支えられ、ドル建てが3,250ドルを上抜ける展開であれば、目先レジスタンスの15,600円付近への到達は可能か。
3,300ドル × 146円 → 15,600円?
しかし、それ以上は売られる展開が続いているので、大きな要因がないと高値を維持するのは辛い。
とりあえずは時間足の流れが上向くか否か。
目次
本日の方針
ポジショントレード/中長期
ドル円、ドル円ともに強くなるチャートではなく、上値を限定的に見ながらの推移となることが濃厚。
原則は様子見、エントリーはしない想定。
システムトレード/短期
一時的に、前営業日の高値(寄付)に触れる可能性があり。
高値を長時間の維持になるとは思えず、消極的ではあるが、仕掛ける準備を行う。
NEWS、主要指標・発言
ロシアは過去最大規模の273機によるドローン攻撃をウクライナに実施、和平交渉直前の威嚇とみられる。米国はムーディーズによる格下げで財政不安が再燃し、ややドル安。ゼレンスキー氏は米副大統領と会談し即時停戦を訴えたが、ロシアは武装解除などを要求し交渉は難航中。欧米の対ロ制裁強化の動きも強まっている。
ドル建て
3,250ドルのラインを維持できるか否か
【月足~週足】
・3,300ドル:上髭部分、超えたところはかなりの強いレジスタンスになる
→週足では転換線となる
【日足】
・3,450ドル:ダブルトップ
・3,200ドル:ネックライン
・3,100~3,000ドル:雲
ダブルトップを形成し、ネックライン近辺での推移、その下には雲がある状態。
横移動すれば、遅行線は実体を下抜き、ダウントレンドに入る可能性は否めないが、三役暗転までの展開は想像しがたい。
【時間足】
トレンドは4Hではダウン、1Hではアップに見えるが、平均足MAでは1Hも下向きである。いずれにしても3,250ドルはトレンドを決めるラインになら為、反応に着目。
日足チャート

4時間足

1時間足


USD/JPY
146円付近までの復帰、底固めの動きは見せることができるのか
【月足~週足】
・140.00円:月足~日足まで、かなり強く意識されるサポートライン
【日足】
・140円から立ち上がり、アップトレンドに入ったかの様に見えたが、下降雲に抵抗される展開。
・前回高値の145円付近まで戻り、持ち合うが、雲の流れは弱い
・しかし、横移動ならば、遅行線は陽転
【時間足】
・4Hはもう一段、下がれば三役暗転となり、1Hも完全な売り回転の流れとなる。
日足チャート

4時間足

1時間足


円建て
【月足~週足】
・月足では15,300円、週足では15,600円からが、上髭
・月足では14,000円、週足では15,000円付近がサポートラインとして機能すると思われる。
【日足】
・ダブルトップは15,800円を超えたあたり、ネックラインは15,000円付近と考えるのが妥当
日足チャート

スラストアップ
雲を上抜け、ねじれも見えてきていることから、チャート上では目標値(15,300円付近)に達するように見える。遅行線が横移動で好転するのであれば、NYタイムのあたり。
同時に、転換・基準線も好転すると思われる。

平均足MA
一方で、こちらは戻り売りの回転に見え、目標値(15,300円付近)まで到達せずに、売られる気配を感じる。少なくとも、買い増しを考えることができない。

月間収益
区分 | 金額 | 前日比 |
---|---|---|
確定(月間) | ▲95,310 | 0円 |
未確定 | ▲1,055,000円 | +33,000円 |