弱い状態はいつまで続くのか。ドル円がカギを握る
目次
環境確認<週末記載>
USD/JPY(ドル円相場)
少なくとも強きにはなれず、明確なサポートラインも見えないため、短期での細かい確認が必要。
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期間 | サポート/レジスタンス |
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月足 | 先月終値を起点にして、下落中。もう一段、下げれば基準線割れ、遅行線の悪化が見えてくる。RSIによる、売られ過ぎ感はない。 <サポート> 145.00円:基準線 |
週足 | 先週まで、支えられていた基準線及びサポートラインの149円付近は明確に、下抜け。 <サポート> 142.00円:2023年中盤から、何度かサポートされているライン |
日足 | 売られ過ぎ感が無く、転換線に沿った下落。明確な次のサポートラインは想定しづらい。 <サポート> 一旦は月足の145円付近を意識する。 |
4時間足 | 日足と同様の見解 【1時間足】 ①下降雲に抑えれて下落 ②遅行線は実体の中に突入するも上昇するには抵抗が多い ③長期線は下に傾きつつある。 ④短期線まで戻り、再びの下落警戒 |

SPOT(ドル建て金相場)
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期間 | サポート/レジスタンス |
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月足 | 先月の長い髭先までは到達してはいないものの、陽線を形成中である。但し、転換線からの乖離、RSIの高い数値から、調整への警戒は必要。 但し、雲は強く、月足レベルでのトレンド転換は想定できない。 |
週足 | 月足とほぼ同様。 <サポート> 2,785ドル:転換線&前回レンジ上限 |
日足 | 何とか、基準線に支えらている様に見える。 <サポート> 2,850ドル:直近のサポレジラインであり、キリ番であるために意識される傾向があり。 また、持ち合う展開ならば、遅行線は下抜く。 |
4時間足 | 遅行線は雲を抜けきっていないものの、週後半から好転しつつあるが、目先は売られる傾向があり、強さは感じにくい。 また、ドル円との見合いを考えると、なおさらである。 <サポート> 2,890ドル:雲上限、各線の密集地帯 2,875ドル:雲下限 |

【1時間足MA】平均線も密集しており、傾きからは判断できない状況。
≒USD/JPYに振り回されることを警戒せざるを得ない?

重要指標
3/10(月) | |
3/11(火) | <23:00>アメリカ・JOLTS求人件数 01月 |
3/12(水) | <21:30>アメリカ・消費者物価指数(CPI) 02月 |
3/13(木) | |
3/14(金) | <23:00>アメリカ・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 03月 |
日次方針
3/10(月曜日)方針
戻り売りで対応するしかないが..
マーケット | 日足 | 4時間足 | 1時間足 |
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ドル建/SPOT | UP、転換線サポート | UP、遅行線待ち | STAY、雲を下抜け警戒 |
長期目線ではアップトレンドの中にいる様に思えるが、強いとは言い難い状態。 →4時間足の遅行線が好転されるかに着目 | |||
USD/JPY | DOWN、サポートがない | DOWN、147.50円 | DOWN、147.00円 |
時間足レベルであれば、147.50~147円がサポートされるかのように見えるが、直近のみの評価であり、RSIでの売られ過ぎ感もないために、根拠が高い指標とは言い難い。 | |||
円建/JPX | UP、各線悪化 | down、レンジ内 | down、サポート近し |
弱い時間帯に入ってしまったと判断せざるを得ない。13,850~13,800円でのブレークは警戒すべき。 弱含みで考えるが、下位足でもMAの顕著な傾きは確認できない。 | |||
3/11(火曜日)方針
1時間足の戻り高値を売らざるを得ない。
ドル建ては弱くはないが、上値が重く、急伸は期待できない。ドル円は明らかなダウントレンドを形成し、明確なサポートラインが見つからない。
マーケット | 日足 | 4時間足 | 1時間足 |
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ドル建/SPOT | UP、転換・基準線同値 | DOWN、三役暗転 | DOWN、三役暗転 |
日足以上はアップトレンドであることは、変わりない。 転換・基準線がほぼ同値であり、週足は転換線からの乖離があり、これを埋めにくる可能性があると感じる。 →2,806ドル:週足転換線 一方、時間足は三役暗転しており、上記の週足転換線まで強力なサポートはない。 →2,830ドル:時間足での前回安値 | |||
USD/JPY | DOWN、サポートがない | DOWN、サポートがない | DOWN、147.00円 |
時間足レベルであれば、147.50~147円がサポートされるかのように見えたが、現時点では極力なサポートになるかは怪しい。 | |||
円建/JPX | UP、各線悪化、雲突入 | down、トレンド形成 | down、トレンド形成 |
どの足でみても、強気できる要因は見つからない。強いていうならば、日足で雲に反発するか否か。 →13,700~13,350円:日足雲 | |||
2,830ドル(時間足安値) | 2,800ドル(週足転換線) | |
147.00円 | 13,455円 | 13,313円(日足、雲下抜け) |
146.00円 | 13,364円(日足、雲下抜け) | 13,223円(日足、雲下抜け) |
145.00円 | 13,273円(日足、雲下抜け) | 13,133円(日足、雲下抜け) |
3/12(水曜日)方針
昨日は、最安値から一転、反発するも、14,000円はかなり重い印象。
抜けることができないのであれば、戻り売りとなる可能性は強い。
マーケット | 日足 | 4時間足 | 1時間足 |
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ドル建/SPOT | UP、転換・基準線同値 | UP、各線保ち合い | UP、三役好転 |
全ての時間軸でくもを上抜けている状態だが、4時間足以上では、各線で強いとは言い難いバランスである。高値更新までのエネルギーがあるかは微妙。 <サポート> 2,895ドル:4時間足、1時間足での雲下限。保ち合いであり薄い抵抗体であることから、信頼できるラインとは言えない。 | |||
USD/JPY | DOWN、サポートがない | DOWN、遅行線保ち合い | UP、遅行線保ち合い |
下位足から好転してきている様に見えるが、全体のバランスを見る限り、戻り売りのカタチにあることを否定できない。 日足では、未だダウントレンドを形成中と言える。4時間足では一定のサポートラインが見えてきており、1時間足は遅行線が雲の中であり、強い形ではないが、雲を上抜け。 <サポート> 146.5円:4時間・1時間足での抵抗体、雲を下抜け | |||
円建/JPX | UP、雲でサポート | down、各線保ち合い | UP、遅行線保ち合い |
日足、4時間足は遅行線が実体と交差し、今後の展開を決めに来る状況である。1時間足は雲を抜けてはいるが強くはない。 <レジスタンス> ①14,000円を抜ければ、1時間足での三役好転が見えてくる。 ②13,950~14,100円は4時間足以上の実態と遅行線が交差するところであり、日柄が必要かを判断する指標となる。 | |||
円建て、1時間足
①長期MAの傾きは依然、下向きであり。短期MAは上に傾き、長期に交差するかに見える
②一目等で判断する限り、各時間足で上値が重い状態が継続する可能性が強い。
戻り売りの機会を注視すべきか。
上値が重い≒13,950~14,000円

3/13(木曜日)方針
マーケット | 日足 | 4時間足 | 1時間足 |
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ドル建/SPOT | UP、転換・基準線同値 | UP、三役好転 | UP、三役好転 |
全ての時間軸で雲を上抜いている状態。昨晩の急伸による、行き過ぎ感の調整が行われる可能性があり。 <サポート> 2,925ドル:4時間足、1時間足での前回レジスタンス 2,895ドル:4時間足、1時間足での雲下限。保ち合いであり薄い抵抗体であることから、信頼できるラインとは言えない。 | |||
USD/JPY | DOWN、サポートがない | DOWN、各線保ち合い | UP、各線保ち合い |
下位足から好転してきている様に見えるが、全体のバランスを見る限り、戻り売りのカタチにあることを否定できない。 日足では、未だダウントレンドを形成中と言える。4時間足では一定のサポートラインが見えてきており、1時間足は遅行線が雲を上抜ける展開だが、転換・基準線には乗り切れない。 <サポート> 146.5円:4時間・1時間足での抵抗体、雲を下抜け | |||
円建/JPX | UP、各線保ち合い | STAY、各線が雲の中 | UP、三役好転 |
1時間足は三役好転し、4時間足は転換・基準線が雲の下にあるものの、実体・遅行線は上抜けしそうである。 但し、日足の好転には時間がかかりそうであり、戻り売りのサイクルから抜け出したとの評価が難しい。 <レジスタンス> ①13,950~14,100円は4時間足以上の実態と遅行線が交差するところであり、日柄が必要かを判断する指標となる。 | |||
【円建て、日足】
時間足でみれば、アップトレンドに戻るかの様にも見えるが、日足では各線が強い状態とは言えない。
転換・基準線がデッドクロスしている状態での上昇、遅行線が保ち合いレンジにある。
→昨年11月末と同様の状態?

【円建て、1時間足MA】
とは言え、1時間足は押し目を作った後の上昇は期待できなくもない。
①短期MAは昨日に上に傾き、
②長期MAも微妙に傾きつつある
③平均足と短期線の乖離を埋めての上昇か、そのまま下落となるのか

3/14(金曜日)方針
マーケット | 日足 | 4時間足 | 1時間足 |
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ドル建/SPOT | UP、三役好転 | UP、三役好転 | UP、三役好転 |
全ての時間軸で三役好転が完成されているが、NYタイムでの急伸により、4時間、1時間足では転換・基準線との乖離、RSIでの高い数値が発生しており、一旦の押しを作る可能性が高い <サポート> 2,970ドル:4時間足、1時間足での急伸の発着地 2,925ドル:4時間足、1時間足での前回レジスタンス 2,895ドル:4時間足、1時間足での雲下限。保ち合いであり薄い抵抗体であることから、信頼できるラインとは言えない。 | |||
USD/JPY | DOWN、サポートがない | DOWN、各線保ち合い | DOWN、各線保ち合い |
JPYはEURに対しては円安気味であり、USDはEURに対しても弱含みである。 →ドル建てが反応する可能性が高い。 1時間足では唯一、遅行線が雲の上にある。 日足では、未だダウントレンドを形成中と言える。 <サポート> 147.50円~146.50円:4時間・1時間足での抵抗体、雲を下抜け | |||
円建/JPX | UP、各線保ち合い | UP、三役好転近し | UP、三役好転 |
1時間足は三役好転し、4時間足の基準線のみ、雲の下にあるが、RSIは高水準である。 但し、日足の好転には至らないが、昨日の急伸により、遅行線が明るい。 <レジスタンス> ①13,950~14,100円での攻防は欧州タイムで確認できており、上抜いたことから、今後はサポートラインとしてみるべきか。 ②14,200円:さらに下位足から推察するならば.. →15分の雲抵抗、5分の雲ブレイク |
日次収支
日付 | ポジション | 確定(月次) | 未確定 |
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前週末 3/7(金) | 長期/5枚買 短期/3枚売 | +116,160円 | ▲1,453,000 |
3/10(月) | 長期/5枚買 短期/3枚売 | +116,160円 | ▲1,755,000 |
3/11(火) | 長期/5枚買 短期/3枚売 | +116,160円 | ▲1,658,500 |
3/12(水) | 長期/5枚買 短期/3枚売 | +116,160円 | ▲1,292,500 |
3/13(木) | 長期/6枚買 短期/3枚売 | +116,160円 | ▲1,124,500 |
3/14(金) | 長期/6枚買 短期/3枚売 | +343,330円 | ▲617,000 |