このまま、円安が続くと為替介入が怖い

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10/3現在、USD/JPYは順調に円安に進み、各線は好転して、雲に突入しようとしている。
多分、7/11から断続的に介入し、一服した8/5辺りの終盤値段は回収している。

と言うことは、再びの介入があり得るのか?
それをやると株は冷え込むし、かと言って、放置も考えづらい。

ロングポジションを取り続けたい前提ならば、SPOT主導でのJPXの最高値更新を願いたいけど。
と言うことで、前回のおさらい。
目次

このまま、円安が続くと為替介入が怖い

7/11の介入から、ドル安が一服した8/5まではどう言う流れ?

USD/JPY:161.75円(始値)→144.13円(終値)=▲17.62
→JPX換算インパクト▲1,421.90円
SPOT:2,370.88ドル(始値)→2,410.20ドル(終値)
→JPX換算インパクト:+186.78円

=▲1,235.12円の下落
(実際は1,238円の下落)

AIに聞いてみた。

7月11日からの為替介入による円買い・ドル売りが、8月5日までに17.62円もの大幅な円高を引き起こしたにもかかわらず、金価格の上昇が186.78ドルに留まったのはなぜ?

  1. ドル安の影響が金に与える効果の減少
    通常、ドル安は金価格の上昇を促す傾向がありますが、ドルと金の連動性が必ずしも一貫しているわけではありません。7月11日から8月5日までの期間、金価格が大幅に上昇しなかったのは、他の要因がドル安の影響を相殺した可能性があります。
  2. 市場のリスク感応度
    為替介入や金融政策が行われた場合、リスク回避の動きとして金が買われることが一般的です。しかし、この期間の市場全体が他のリスク要因(例:地政学的リスクや株式市場の動向)に対して鈍感だった、またはリスクオンの環境が続いていた場合、金の需要が大きく増加しなかった可能性があります。
  3. アメリカの金利動向
    アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度)が金利を引き上げる可能性が市場で強く意識されていた場合、金は利子を生まない資産であるため、金利上昇局面では金の魅力が相対的に低下します。このため、ドル安が進んでも金の需要が急増しなかったと考えられます。
  4. 実物資産需要の抑制
    実需面では、金の価格には中央銀行や投資家の購買動向が大きく影響を与えます。為替変動とは別に、7月から8月の期間にかけて、実物資産としての金に対する需要が他の資産(例えば株式や債券など)に比べて低調だった可能性があります。
  5. インフレ圧力の減少
    通常、インフレが高進すると金がインフレヘッジとして買われます。しかし、この期間にインフレ圧力が低下していた、もしくは市場参加者がインフレ懸念を軽視していた場合、金の需要が増えなかった可能性もあります。

これらの要因が組み合わさることで、通常であれば期待されるよりも小幅な金の上昇に留まった可能性が高いです。

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