目次
パフォーマンス(2025/11月~2026/01月)

AI予測
倍プッシュ2日目、前日の高値越え、アップトレンド判断。
明日は陽線となる確率は 約65%前後。
日足・60分足とも強い上昇基調で、15分足も高値圏を維持。
円高要因はあるが、ドル建て金の強さが勝り、高値圏での小陽線が本線。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 前回の予測の評価 | 「21,380〜21,480円(中心21,430円)」と想定したが、実際は21,542円と上振れ。方向(上昇)と高値圏維持の読みは合致した一方、ドル建て金が4,254ドルまで急伸した分を取り切れず、上値余地をやや過小評価した。 |
| トレンド(60分足+日足20MA) | 60分足は上昇基調継続。日足も高値・安値・終値が切り上がる強い上昇トレンド。今日の値幅352円とボラティリティ拡大が続き、強いが過熱気味。ドル円は155円台後半の円高傾向だが、ドル建て金の4254ドルへの急伸が円建て金を大きく押し上げている構図。 |
| 想定レンジ | 21,420〜21,720円 を中心レンジと想定。上値は21,650〜21,700円前後が抵抗帯。下値は21,400〜21,450円が第1サポート、その下は21,300円前後が日足レベルの押し目。 |
| 下値の警戒 | 正式ロスカットは 21,145円(到達確率は低い)。実務的な警戒は①21,400円割れで勢い鈍化、②21,300円割れで日足押し目崩れ、③21,200円割れで一段安警戒。日銀利上げ観測や株安によるリスク回避で円高が進むと押し込みリスクが増大。 |
| コメント | 日足も60分足も強い上昇トレンドが継続。高値圏だがトレンドはまだ崩れていない。明日は「基本は強いが高値追いは慎重に、押し目は21,400円台を中心に評価」するのが妥当。ドル円の円高とドル建て金の強弱のバランスが方向感を決める1日になりやすい。 |
| 想定終値 | 21,480〜21,620円(中心 21,550円) |
環境確認
STEP
USD/JPY

値位置(一目均衡表):日足はアップトレンドの中であるも、転換・基準線の仲値まで下落、時間足は三役暗転
し、155.50円割れを試す展開。
日足は崩れている様子はなく、中長期での押しと考えられる。
売買回転(MA平均足):日足では押し場面、時間足ではダウントレンドに入っている。
<東京タイム寄付前>
欧州タイム終盤で、155円を割り込むも、NYタイムでは切り返し。しかし、弱含みは変わらず。回転も目先は売り回転。
STEP
ドル建て

値位置(一目均衡表):10/21の特大陰線の仲値付近、時間足は三役好転を維持しており、各線は確りしている。
売買回転(MA平均足):買い回転は維持していると思われるが、多少の押しがありそうな場面ではある。
<東京タイム寄付前>
4,250ドルは重くなっている様子だが、下値も堅く見える。時間足は各線が収束し、目先は停滞すると思われる。しかし、トレンドは継続していると考える。
STEP
円建て

値位置(一目均衡表):日足は三役好転を維持し、時間足も無理なく、推移していると思われる。
売買回転(MA平均足):買い回転は維持していると思われるが、多少の押しがありそうな場面ではある。
<東京タイム寄付前>
概ね、変更は無いが、各線が収束し、一旦は停滞するものと思われる。
STEP
NEWS
ロンドン早朝、ドル円は155.65近辺で推移。株安・ビットコイン急落によるリスク回避姿勢が強まり、円高圧力がかかった。加えて、植田日銀総裁の発言を受け「12月利上げ観測」が高まり、ドル円は早朝の156.24円から155.40円付近まで下押し。午後3時には155.58付近で推移した。総裁会見では利上げ方針への直接言及はなく、円高は限定的だったが、日本株の1000円超下落も円買い要因に。
金(ドル建て現物)は前週末の米利下げ観測やドル安を背景に買い優勢となり、アジア時間では一時4254ドル台まで上昇。その後は利食い売りなどで上げ一服。今夜の米ISM製造業景況指数(11月)が注目材料となる。
金・ドル円ともに「日銀の利上げ観測」「株安によるリスク回避」「米指標前の手控え」が本日の主要テーマとなった。