【JPX_金標準先物取引】20251119_東京タイム寄付き前

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一時の絶望感からは解放され、各指標は上向きではある。USD/JPYは上昇スピードが遅く、ドル建ては今後に控える抵抗帯を軽く抜いていくと考えるのは辛い。

とは言え、今月中の復活を期待したい。
目次

収支(東京タイム終了後_清算)

環境認識

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USD/JPY
調整される刻みは細かくなるも、順調なアップトレンドに見える。

日足:三役好転しており、各線上向きで順調だが、155円は重く感じるも、高値を更新。
時間足_値位置(一目均衡表):155円を突破し、三役好転とし、さらに強い動きを見せるも継続せず。行き過ぎ感の調整か、重いのかは判断が難しい。
時間足_回転(移動平均_平均足):ゴールデンクロスであり、順調な買い回転であると思われる。
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SPOT_ドル建て
4,100ドル付近を抜け、下値ブレイク不安が取り除かれるかの攻防。

日足:雲に支えられ、反発しているが、遅行線は高値圏地帯に入り、これらを抜けていく強さまでは感じることができない。
時間足_値位置(一目均衡表):4,000ドルは指示され上昇し、各線も好転してはいる。しかし、実体は雲の中にあり、前回に停滞した地帯を抜けれるのかは微妙。強いダウントレンドからは外れている。
時間足_回転(移動平均_平均足):短期線は上向いているが、長期線は下向き。現値は前回高値付近であり、戻り高値か否かに着目したい。
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JPX_円建て
日足:ドル建てよりは好印象な気はする。但し、遅行線は同じく、かなり微妙な位置にある。停滞する可能性が否めない。
時間足_値位置(一目均衡表):目先では、20,250円~20,750円の攻防が繰り返されており、雲にもなっている。各線は復活しつつあり、上抜ける可能性が見えている。
時間足_回転(移動平均_平均足):前回高値を抜けており、ダウントレンドからは外れていると考えられ、朝方の下げが押しであるかの判断をしていく。
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ドル建て/円建てスプレッド
異常はない
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NEWS
株式市場ではAI関連やビットコイン急落を背景に世界的リスクオフが進むが、本来なら円高になる局面でも円が買われにくい。
日本国債が「積極財政」への警戒で売られ、長期金利が急上昇している一方、日銀は利上げペースを速める姿勢を示していないため、金融政策が緩いまま金利だけが上がる“悪い円安”構造になっている。

投機筋はこの環境で円キャリー取引を継続し、株安でもドル円は155円台後半まで上昇した。金に対しては、米利下げスピードが鈍るとの見方で金利が高止まりし、ドルが底堅く推移するため、NY金は一時4000ドル割れの弱い動き。総じて、株安→本来の円高ではなく、財政懸念・日銀の慎重姿勢→円安継続、米金利高止まり→金の上値抑制という構図が支配的となっている。

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