日足では、三役好転とはならない中での上昇である。一旦は抵抗されるのかはわからないが、伸びしろを感じてしまって、仕方がない。
※ページ内は原則、時間足での評価。
| ドル建て | 日足での三役好転が間近で、伸びしろはまだあると思われる。 |
| USD/JPY | 長短ともに切り上げる、順調な推移。155円がレジスタンスになるとみられる。 |
| ファンダメンタル | 日米金利差が維持されるため下支えは強いが、155円超では利益確定の売りも入りやすい。一方、金はFRB追加利下げ観測とドル高一服で堅調。1オンス=4,180〜4,230ドル付近を中心に小幅上昇基調が続く見通し。 |
| 鞘 | 拡大を感じさせるが、特に異常はない |
目次
システムトレード結果(11月~1月)※東京タイム終了後、精算時間
倍プッシュ初日

各要因
STEP
ファンダメンタル、他情報
米つなぎ予算案可決によるリスク選好の動きで円売りが強まった。もっとも、前日の高値を超えられず一時154円台半ばまで調整。日米金利差の縮小観測が後退し、円キャリー取引拡大によるドル買いが続く。片山財務相は「過度な変動を警戒」と発言したが、実際の為替介入は165円水準に達しなければ行われないとの見方が強い。現状の円安はドル高主導であり、仮に介入しても効果は限定的とみられる。
金相場は1オンス=4215ドル前後で5営業日続伸。トランプ米大統領が政府閉鎖を終わらせる法案に署名したことを受け、投資家の関心はFRBの追加利下げ観測に移行。雇用統計やCPIが発表延期となる見通しで、金利低下期待が金価格の上昇を支えている。総じて、ドル高・円安・金高の流れが継続する地合いとなっている。
STEP
USD/JPY

値位置(一目均衡表):やはり、155円は強力なレジスタンスになる模様。しかし、各線は強く、それほどのハードルに見えない。
回転(MA平均足):長短共に上向きだが、実体は伸びきらず、一旦は押しが入る方が自然か。
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ドル建て金

値位置(一目均衡表):未だ、三役好転とはならないが、遅行線は実体に支えられての上昇。10/21の特大陰線も半分ほどの回収状態。一応はキリ番の4,200円は一定の抵抗を見せている。
回転(MA平均足):長短共に強い上向きで、短期線との乖離も感じない。
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円建て金

値位置(一目均衡表):日足は三役好転とはならないが、実体は基準線の上にのり、各線が上向き。時間足は三役好転としており、順調ではある。
回転(MA平均足):日足の回転は理想的な流れ、時間足も長短ともに上向きであるが、乖離があるが押しが入らなくても、不自然では無いのかもしれない。