【20250704_標準先物取引】

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移動平均線は長期線も合わせて、上向きに転換し、平均足も強い。一方、2度の抵抗を見せた16,000円が近づいており、売り込まれる可能性も警戒せざるを得ない。
とは言っても、底は固く、判断が難しいところ。
日計 ±0円/月計 +173,000円
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一目均衡表
日足では、転換・基準線が同値であり、さらに実線も重なりつつある。サポートはされるも、上値は重い状態。時間足は順調に三役好転が継続されており、日足の通り、16,000円では抵抗が見込まれる。

一目均衡表(日足)
一目均衡表(時間足)
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ドル建て、USD/JPY

ドル建て

日足での方向感はなく、時間足で見てもレンジは変わらず、特に高値圏では売られる展開が続き、現状では上方ブレイクの期待は薄い。

USD/JPY

ドル建て以上に動意薄。今晩以降の指標発表を待つのみ。
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売買sign

5日移動平均、レンジ内ではあるが、高値ブレイクによる陽線予測。
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News

【これまでの経緯】
7月3日時点では、金に直接影響を与える新たな材料は確認されていない。
引き続き注目されているのは、6月下旬に報じられたイラン核施設への攻撃と、それに続く停戦報道である。これにより安全資産需要が高まり一時上昇した後、調整を経て高値圏での推移が続いている。

また、世界の中央銀行の大多数が今後1年以内に金準備を増加させる意向を示しており、この構造的な買い需要が下支え要因となっている。ただし、為替市場においては、ドルの方向感に変化があれば金以外の資産にも波及する可能性が残されている。

【今後の注目材料】
7月3日には、米民間雇用を示すADP雇用統計の発表が予定されており、結果次第では政策金利見通しや為替市場の動向に影響を与える可能性がある。同日には、米ISM製造業および非製造業の景況感指数も公表される予定であり、経済活動の強弱によって市場のセンチメントが左右されるであろう。


さらに7月4日未明には、FOMC議事要旨が公開され、6月会合における利下げ議論の有無が注目されている。これらのイベントを通じて、金利・為替・物価に対する市場の期待が再調整される可能性がある。

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