【JPX】週間予測(2025/1/27~31)

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JPX_想定リスク(日本市場)

<先週>日銀利上げ観測や円高進行、地政学リスク緩和で買い増し困難。市場は大統領就任と影響に注目。

大きなファンダメンタル的な要因が無い中、ドル建ての上昇スピードは減速すると考えられ、USD/JPYのチャートは弱含みな気配から、積極的な買い増しは難しいと考える。

①ドル建て4時間足で、基準線に触れる下落、USD/JPYは上値が重く、156円付近
※ドル建て1時間足の雲ブレイク
13,860円前後、100円程度の下落により、含み益が半額程度
②ドル建て4時間足で、基準線に触れる下落、USD/JPYは155円を完全にブレイクし、154.50円
13,600円前後ショーカバーを検討

【買い増し条件】
ドル建て:一旦、押して、2,750ドル付近からの強含み、下位足のアップトレンド
USD/JPY:155~157円のレンジ下限であること。155円割れは様子見
※レンジの上抜けは、ポジションの整理をこまめに行う。

【売りカバー】
ドル建て:2,750ドル付近からの弱含み、最低でも1時間足(2,760~2,750ドル)の雲を下抜け
USD/JPY:157円付近からの下落、155円を完全にブレイク

環境確認

USD/JPY(ドル円相場)
155~157円をレンジの主体として考える。

155円を下抜け、強く円高方向に流れる可能性は低いが、上値も重い。レンジ上限に迫っていると考えられ、157円前後からのドル円主導での上昇は期待できない。
157円オーバーでの積極的な買い増しは控える。

日足

②転換・基準線のデッドクロス遅行線は実体下抜けしており、好転するには約2か月レンジの上限を上抜く必要があり、相当に重いことを想定される。
スクロールできます
期間サポート/レジスタンス
月足<レジスタンス>
前月実体高値、今月の実体高値:158円

<サポート>
2024/10、11月高値:152円
年末の安値:149.50円
週足<レジスタンス>
直近高値:159.40円
<サポート>
雲上限:154.20円
転換線:153.75円

各線との乖離、RSIの行き過ぎ感はない。
日足<サポート>
12/19の大陽線の安値:154.60円
※直近レンジ下限

上昇雲に沿ってはいるが、約2週間のレンジから下抜けを試しており、各線も弱くなっている。②転換・基準線のデッドクロス遅行線は実体下抜けしており、好転するには約2か月レンジの上限を上抜く必要があり、相当に重いことを想定される。
4時間足<サポート>
直近安値:154.80円
→直近では155円に反応し、下ひげとしている。但し、下降雲に抑えられ、上値も限定的である。各線も弱含みでの推移が濃厚と感じる。

SPOT(ドル建て金相場)
2,750(4時間足)、2,700ドル(日足)までの押しは想定し、ポジション管理

転換線をベースにすると、日足で50ドル/4時間足で30ドル程度の乖離が発生している。但し、RSIは極端な過熱感は無いが、上昇するとしても、減速することを想定。
スクロールできます
期間サポート/レジスタンス
月足<サポート>
昨年後半からのレンジ下限:2,630ドル
週足<サポート>
キリ番、前回レンジ上限付近、今回レンジの下限:2,700ドル
※アップトレンドの否定ライン
日足<サポート>
前週後半の安値:2,740ドル
転換・基準線の中値:2,700ドル
※押し目下限

4時間足<レジスタンス>
2,780~2,785ドル:実体からの上髭ライン

<サポート>
転換・基準線の中値:2,750ドル
※押し目下限

重要指標

1/27(月)
1/28(火)(22:30)アメリカ・耐久財受注(速報値)   12月
(23:00)アメリカ・S&Pケースシラー住宅価格(20都市)   11月
(0:00)アメリカ・リッチモンド連銀製造業指数   01月
(0:00)アメリカ・コンファレンスボード消費者信頼感指数   01月
1/29(水)(09:30)豪・消費者物価指数(CPI・月次)
(14:00)日本・消費者態度指数   01月
(16:00)スウェーデン・実質GDP(速報値)   第4四半期
(04:00)アメリカ・FRB政策金利(FOMC)   01月
1/30(木)(19:00)ユーロ・実質GDP(速報値)   第4四半期
(22:15)ユーロ・ECB政策金利   01月
(0:00)アメリカ・中古住宅販売成約指数   12月
1/31(金)FRBブラックアウト期間(金融政策に関する発言自粛)(~30日)
(22:30)アメリカ・雇用コスト指数   第4四半期
(22:30)アメリカ・PCEデフレータ   12月
米GDPとFOMC、氷見野日銀副総裁、経団連労使フォーラム ECBと東京CPI 中国春節

・米GDP速報は若干減速との見方、PCE価格指数は3カ月連続で伸び加速か
・FOMC利下げ一時停止との見方 トランプ氏は利下げを要求「私の方が金利に関してはるかに詳しい」

・カナダ中銀政策金利は一部で大幅利下げ観測、ECBは4会合連続利下げとの見方
・東京都消費者物価指数と氷見野日銀副総裁の講演、経団連労使フォーラム開催で春闘スタート
・中国は春節(旧正月)で2月4日まで休場、 27日に1月の製造業PMIと非製造業PMIが発表される

FRBブラックアウト期間(金融政策に関する発言自粛)(~30日)
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