20251225_JPX_GOLD

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前日の振り返り

時間足

15分足

6連続陽線、今日は5日連続での倍プッシュ。とは言え、過去比較での上昇幅は控えめ。押したとしても大きな被害には繋がりにくい?

小幅陰線が妥当と考える。

前営業日は、一旦は下押すも、NYタイム終盤で戻し、さらに東京タイムで新高値をつけての利食い売り。
本日は、材料難で、更なる上昇は想定し難い。継続しての売りとはならないが、ドル円の弱含みに引っ張られると考える。

多少の過熱感もあるが、各線との乖離も日中の通常値動き次第で調整される範囲、換算値はかなりの上鞘ではあるが、新補であることを考慮すれば特に異常はないか。
<12/25 東京タイム寄付き前>
時間足は、ドル建ては雲の上で、USD/JPYは雲の下での保ち合いとなり、急伸後で多少なりとも行き過ぎ感があれば、自然と弱含みとなるしかないのか。
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パフォーマンス、ロット(東京タイム終了後)
倍プッシュ5日目、上髭の後だけに、さすがに今日はという恐怖感があり。

環境確認、時間足中心(黄色部分は東京タイム寄付き前、他は終値以降)

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ドル建て金
上値が重い印象を受けるも、下げる理由もない?

日足は実体が無く、十字、時間足は東京タイム中盤で利食い売りらしきものが見られたが、インパクトは微妙。値位置に大きな変化はない。

<12/25 東京タイム寄付き前>
時間足は転換・基準線の仲値と雲上限を往復する展開。遅行線も実体とぶつかり、方向感は出せない状況。
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USD/JPY
日足では押し場面、目先は下げトレンド

日足の週末大陽線はほぼ回収、時間足は三役暗転し、弱い時間帯は継続していると思われる。MA平均足も売り回転に見える。

<12/25 東京タイム寄付き前>
動意薄で方向感が無いのは、ドル円も同じく。

                                                                             

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NEWS

ドル円は材料難の中、米景気の底堅さでドル建て金は高値圏を維持。円建ては円高圧力が残り、上値を抑えられやすい流れ。

ドル円
日銀会合後の円安(157円台)から、片山財務相の「過度な変動には断固対応/フリーハンド」発言で介入警戒が強まり、156円割れ~155円台半ばへ巻き戻し。もっとも米GDPが予想超え(年率4.3%)で利下げ期待が後退し、NYでは156円台半ばへ買い戻しも入った。年末の薄商いで振れやすく、156円を挟んで「上は売られ、下は拾われる」綱引き。


金はドル安基調に加え、米・ベネズエラ緊張やロシア制裁観測など地政学リスクが支援となり、買いが買いを呼んで史上最高値圏へ続伸。米GDPが強く一時利食いが出ても、消費者信頼感の悪化などで押し目買いが入りやすい構図。短期は過熱感が強く、クリスマス週の持ち高調整で急な押しもあり得るが、基調は上向きで「新値は売られやすいが下は堅い」イメージ。

<12/25 東京タイム寄付き前>
本日の新規材料は乏しく、流れ自体は前日からの延長と整理できる。

ドル円:米GDPの強さで一時買い戻しが入ったが、介入警戒と年末の薄商いで上値は限定的。ドル高材料が出ても円安は続きにくい地合い。
円建て視点:ドル建て金・資源は高止まりだが、ドル円が頭を抑えられるため、円建てでは上昇が相殺されやすい。
全体像:方向感はなく、調整と持ち高整理が中心。新トレンドを作る材料は見当たらない。

総じて、ドル建て主導の強さは残るが、円高バイアスと介入警戒がブレーキという局面である。

        

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