目次
前日の振り返り
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前日雑感
かなりの長時間であるにも関わらず、史上最高値付近での狭い値動きとなったことから、利食いは一巡したが、次の材料がなく、上昇することもできないというのが、妥当な評価か。
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パフォーマンス、ロット
通常ロットから、昨日の高値越えにより、倍プッシュへ。
しかし、レンジを完全に上抜けたわけではなく、不安は残る。

環境確認(黄色部分は東京タイム寄付き前、他は終値以降)
利食いは一巡し、新規売りをする理由まではないと思われる。とは言え、買い進むまでの材料がない。
➡次の材料がない限り、新年は売られる展開は継続。USD/JPYも同じく。

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ドル建て金
目先上限ので保ち合い、どちらともとれる展開
➡次の材料がない限り、新年は売られる展開は継続。

日足では、三役好転してるも、市場最高値付近での保ち合いであり、更なる上昇の気配を感じることはできず。
時間足でも、判断材料はない。但し、MA平均足は長短ともに上向き、買い回転と感じることは可能。
<12/19 東京タイム寄付き前>
NYタイムに入り、4,350ドルを超えたところで、利食いと思われる下落が発生している。特段、下げる理由もなないが、新値は売られる流れは変わらず。
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USD/JPY
アップトレンドに見えるもレンジ上限付近なので、押しも警戒
➡状況は変わらず。

日足では、小幅で動意薄ではあるが、雲は確りして見え、大崩れは無いと思われる。
時間足でも、同じ印象で、レンジ上限に近づいており、欧州タイム以降で売られるか否かに着目
<12/19 東京タイム寄付き前>
状況は変わらず。
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NEWS
ドル円
ドル円は154円台に下押しする場面があったが、日銀会合前のポジション調整や円キャリー期待を背景に155円台後半まで買い戻しが優勢となった。円高材料は、日銀利上げ観測、株安によるリスク回避、米雇用統計で失業率が上昇し労働市場の冷えが意識された点である。円安材料は、米長期金利の高止まり、日銀の「その先」が不透明との見方、155円割れでの押し目買い観測である。
金
金は高値圏で方向感が交錯した。金高材料は、米国のベネズエラ封鎖やロシア追加制裁観測など地政学リスク、ドル安局面での押し目買い、原油反発に伴う逃避需要である。金安材料は、FRBの利下げ一時停止観測による上値抑制、高値警戒の利食い、米小売売上高などで消費の底堅さが意識された点である。結果として、NYでは反発・続伸局面を挟みつつも、短期は指標と中銀イベント待ちの色彩が濃い。
<12/19 東京タイム寄付き前>
ドル円
ドル円は155円台後半で底堅く推移している。前日の海外市場での円売り基調を引き継ぎ、東京時間には前日高値を上回る場面も見られた。日銀会合での利上げは既に織り込みが進んでおり、植田総裁会見で追加利上げに踏み込んだ示唆が出ない限り、円高に振れにくいとの見方が優勢である。米長期金利の高止まりもドルを下支えしており、短期的には円安方向への調整が入りやすい地合いが続いている。
金
金相場は続伸し、高値圏での推移となった。米国によるベネズエラ封鎖やロシア追加制裁の可能性が意識され、地政学リスクが安全資産需要を支えた。ドル高局面では上値を抑えられる場面もあるが、利下げ一時停止観測が強まる中でも押し目買い意欲は根強い。株式市場の軟調さも相対的な魅力を高めており、短期的には高値圏での持ち合いを想定する局面である。